スギ花粉の過去10年平均の飛散量は、10年前と比較して約2.5倍(船橋市)になっており、近年の花粉飛散量自体が増加しています。 |
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花粉症などのアレルギーは、症状が悪化すると薬が効きづらくなります。しかし、軽いうちに薬を使いはじめると、花粉の飛散量が多くなった時期でも症状をコントロールしやすく、そのシーズンの症状を軽くすることができます。
そこで、花粉の飛びはじめる前あるいは症状が軽いときから薬の使用をはじめる『初期療法』という治療方法があります。特に、毎年の症状が中等症以上になる方で、楽にシーズンを乗りきりたいと考えている方におすすめです。
初期療法の開始時期は、使用する薬の効果が現れるまでの時間と、患者さんの例年の飛散花粉に対する過敏性を考慮して判断します。抗アレルギー点眼薬は花粉飛散予測日または症状が少しでも現れた時点で治療を開始します。
当院では、スギ花粉症を対象とした減感作療法(アレルゲン免疫療法)薬「シダトレン®スギ花粉舌下液」による花粉症治療を行っております。 シダトレン®は、どこの病院やクリニックでも処方可能というわけではありません。 講習会及び 講座を受講し、所定のテストに合格したアレルギーに詳しい登録医師でないと処方できません。 シダトレン®は舌下に投与する減感作療法薬であり、従来から施行されてきた皮下注射による減感作療法と比べ、自宅での服薬が可能で注射による痛みもなく花粉症治療ができることなどが特徴です。 なお、保険診療で2週間から月に1度の通院が必要となります。 ※12歳以上の方が対象となります。 |
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シダトレンとは、スギ花粉症の舌下免疫療法のお薬です。 毎年スギ花粉症で悩まれている方や今までの治療では効果が上がらなかった方は、一度当院までご相談ください。 ※この治療は、指定認可を受けた医師のみ実施できます。 【ご注意下さい ~投与時期について~】 |
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アレルゲンを測定するキットを使い、指先から採血した後に20分ほどお待ちいただければ、スギ ハウスダストなどのアレルギーの原因物質を特定できます。 小さなお子様でも当日に結果が出ますので、日常生活で抗原となる物質を避けるよう注意が出来ます。 ご希望の方は一度ご相談下さい。
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