白内障について

トップページ» 白内障について

当院の白内障手術について

白内障は、目のレンズの役割を果たしている水晶体が濁る病気です。主な原因としては、加齢によるものが多く、70歳以上の方の80％以上は白内障、80歳以上なら、誰でもなっていると思っていいです。

白内障の治療法は、今のところ手術しかありません。手術というと非常に抵抗がありますが、近年の技術進歩で、白内障は日帰り手術が可能になりました。

日帰り白内障手術の概要をご説明いたします。

※画像をクリックすると拡大します

当院では下記のような手術用機器を導入し、スムーズかつ安全な手術をご提供しております。

白内障手術装置を導入しております。
日本アルコン社の現在世界で最も多く使用されている超音波白内障乳化吸引装置インフィニティ　ビジョンシステムです。

ドイツ・ライカ社の手術用顕微鏡です。
ライカの手術用顕微鏡の最大の特徴は、高い解像度と最適な照明によって、常に鮮明な視界が得られることです。

白内障手術での眼内レンズの決定に使用します。
高速測定と高い組織深達度の測定方式として、フーリエドメインを採用しました。

白内障手術を受けるまでの流れをご説明いたします。


	診察では視力障害の原因が何であるかを調べます。そこで白内障が原因と判明した場合、手術が適応かどうかを判断し説明させていただきます。

	当院の白内障手術は局所麻酔のみで行いますので、全身の病気がある方でもほとんど問題なく手術は受けられます。事前に血液検査等により確認を行いますが、念のため、既往で高血圧・糖尿病・心疾患などの病気のある患者様は必ず内科に受診した上で、内科医に白内障手術の了解を得ていただきます。

	手術の時に眼内レンズを挿入します。眼内レンズの度数を決定する検査やその他の視機能の検査をさせていただきます。

	患者様だけでなく、家族の方々にも白内障手術についてご理解いただき、手術前後の生活にも協力を得ることで、順調な経過をたどる事を目的としています。

	手術当日の来院時間や手術前に点眼していただく目薬などについて説明をさせていただきます。

	手術時間は約15分～20分ですが、当日は手術前の準備と手術後の説明で約2時間程かかります。

※手術後、体調確認・リカバリールーム（回復室）でしばらく休憩していただきます。

手術の前後に、ゆったりとお休みいただくスペースです。

体調の確認後、お帰りとなります。

白内障手術後の生活についてご説明いたします。

洗顔・洗髪	許可が出るまでしないでください。（約1週間が目安です）なお、洗髪は美容院にて上を向いて行なう場合のみ結構です。
入浴	翌日より、顔をつけないように入浴してください。
仕事・家事	翌日より軽作業は問題ありません。目をよく使う仕事は避けてください。ほこりっぽい所での仕事は避けてください。
テレビ・読書	1週間は控えめにしてください。 ※手術していない目で見るのもご遠慮ください。
飲酒	1週間は控えめにしてください。当日は禁酒してください。
運動	散歩程度なら翌日から問題ありません。ほこりっぽい所での運動および水泳は、1ヶ月はしないでください。
運転	翌日の診察時、担当医にご相談ください。視力によりメガネが必要な場合があります。

※保護用メガネは洗顔・洗髪許可がでるまでかけてください。

その他、翌日から定期的に検診のためご来院頂きます。

	1割負担のかた	3割負担のかた
日帰り手術　（片眼）	約20,000円	約60,000円

※およその標準的な費用です。手術中の状況により多少違いが出てくる場合がございます。ご了承ください。

※費用には術後に使用していただく保護メガネ代や、手術中に使用する薬品代なども含まれております。

※生命保険に加入しておられるかたは、手術給付金の支払いを受けることができる場合があります。詳しくは、ご契約の生命保険会社にご確認ください。